特集
名前を知らなくても大丈夫。季節や地域、見分け方から、天然記念物の動物を探してみましょう。
秋の終わりから春先にかけて、ツルやハクチョウ、ガン、ワシの仲間が北の繁殖地から日本へ渡ってきます。越冬地そのものが天然記念物に指定されている場所もあります。
春から夏にかけて、南の越冬地から日本へ渡ってきて子育てをする鳥たちです。森や山で、さえずりや姿に出会える季節です。
ゲンジボタルやヘイケボタル、ヒメボタルの発生地が、各地で天然記念物に指定されています。観察するときは明かりを控え、ホタルや周りの環境を傷めないようにしましょう。
奄美大島、徳之島、沖縄島北部と西表島は、2021年に世界自然遺産に登録されました。島ごとに独自に進化した、ここにしかいない動物が多く暮らしています。
小笠原諸島は、一度も大陸とつながったことのない海洋島です。2011年に世界自然遺産に登録され、鳥や昆虫、陸の貝などに、ここだけの種が多く見られます。
ライチョウや高山のチョウの多くは、氷河期に日本へやってきて、暖かくなったあとも涼しい高い山に残った生き物です。登山道を外れず、そっと観察しましょう。
特別天然記念物のツルは3種類。体の色と、頭から首の模様を見ると見分けられます。
冬に見られる大きな鳥のうち、よく似た2組の見分け方です。ハクチョウはくちばしの黄色い部分、ワシはくちばしと肩・尾の白い部分に注目します。
名前は似ていますが、カモシカはウシの仲間、シカはシカの仲間です。角を見ると見分けられます。